自治の力を身につける集団へ ~いつ、どんな活動を取り入れるか見通しをもとう~
こんばんは。
2学期が終わり、このブログをお読みのみなさんも一息ついていることと思います。
本当にお疲れさまでした。来学期に向けてゆったりと休み、またやってくるタフな毎日に備えましょう。
私は依然作ったDIYの棚を直したり、コンロ周りの油汚れと格闘したりする年の瀬を過ごしています。
換気扇フィルターをつけていても、金属のあの板は結構べとべとになってしまいますよね。今年は初めて重曹につけおきの方法を試してみましたが、すごい効果でした。
初めて洗濯槽クリーナーをしたときの興奮を今でも覚えていますが、それに似た感覚です。
さて、私のこの冬休みの目標は集団づくりを中心にいろいろと「学び直す」です。
アウトプットを通して来年度に向けて自分も備えていけるようにしたいと思います。
今回からしばらくは
1年を通して自治に向けていつ、どのように活動を取り入れていくか
について書きたいと思います。
「知識」ではなく、「体験」で自治の力を育てよう
そのためには、子どもたちに知識として自治を教え込むのではなく、活動を通して体験的に獲得していくことが不可欠です。目の前の新しい壁に対して、子どもたちが自分たちで体験的に獲得した自治の力を
「こうしたらどうかな」「これもやってみようよ」「ここに気をつけてね」
と、子ども同士が関わり合いながら、応用して課題を解決することが大事になってくるからです。
そうした「自治の力」を育てようと考えていても、思い付きのような場当たり的な取り組みの設定ではうまくいきません。
子どもたちはその場は楽しいかもしれませんが、成長を実感したり、自分たちがやったことの価値を確かめられず、結局元通りになってしまうことも多々あります。
私自身も、そうした場当たり的な指導になってしまい、後手を踏むことが多々ありました(今でもありますが)。
子どもたちが自治の力を手にするためには、「徐々に私たち教師から手渡していく」という見通しが必要です。
自治的な取り組みは、3学期になって突然「じゃあこの取り組み、全部任せるからやってみて」と放り投げるものではありませんから。
だからこそ学級集団づくりを意識し、子どもたちが自立し、自治の力を手にするように学級経営を行うとき、「いつの時期に、どんな活動を取り入れていくか」の見通しをもつことは重要です。
しばらくは、ともはる先生@tomo_haruuu の
『特別支援教育の知識で全員を育てる!ユニバーサルデザイン学級への6原則』
『「いじめのない学級」と「わかる授業」を創る指導の実践と理論』
で学んだことも少しずつ取り入れながら書いていきたいと思います。
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次回からしばらくシリーズ化して集団づくりの見通しと取り入れていく活動について書いていきたいと思います。
もしよろしければ、おつきあいください。
それではまた。